広報センターに頑張って欲しい理由 (2015.05.26)

不満を口にしていたら、
『単に自分が目立ちたいだけでしょ?』
って言われてプンプン丸なので、一応言っておきます。

センターに出張って欲しい理由は、①ある程度正しい情報を、②確実に報道して欲しい、からです。

マスコミの方々は、真実を伝えることよりも、予め描かれたストーリーに乗るように報道することを重視しているように見受けられます。
これは、より多くの人間に見て欲しいという理由から十分に首肯できるのですが、取材される側としては意図しない報道がされる危険性があります。

例えば、特許権者A社が海外からの模倣品で困っているというニュースだとすると、専門家が「この模倣品は特許侵害である」と回答することが望まれます。
かといって、取材時に模倣品の実物を見せられても、それが「侵害品である」と回答することは、普通しません(クレームもわからんし)。
一方、向こう様は、特許製品の特徴的機能が類似するというだけで、特許権侵害との回答が得られればよいので、そういう回答を引き出そうとします。

そのため、こんな事態が生じ得ます。
【取材時】
マ『この模倣品の機能は、A社の特許製品の機能とまったく同じですが、これは特許権の侵害と考えてよいですよね?』
弁「いいえ、機能が同一であっても、特許請求の範囲に・・・というわけで、特許権を侵害するかは分かりません」
マ『なるほど。では、一般論として、クレームに書かれた特許発明に係る特徴と同一である場合、そのような模倣品を業として第三者が販売すると特許権を侵害するのでしょうか?』
弁「正当な理由がない場合であれば、それは特許権の侵害になると思われます。ただ、あくまで一般論としてですので、そこはきちんと報道して下さいね」
マ『了解しました』
【報道時】
マ『特許製品の販売会社が模倣品に苦しんでいます。この特許製品は○○という機能が特徴であり、模倣品も同一の特徴を持っています。この点について専門家の見解を伺いました』
テロップ[特徴が同一である場合、そのような模倣品を販売すると特許権を侵害するのでしょうか?]
弁「それは特許権の侵害になると思われます」
マ『ゆゆしき問題ですね。では、次の話題です』

このように、こちらが意図しない報道されると困ってしまいます。
なので、むこうが欲しい回答との塩梅を誰かが考える必要があります。

また、専門家として難解な回答をすることもあり、その辺りはばっさりカットされるので、分かり易さと正しい情報を伝えることとの塩梅も誰かがチェックする必要があります。
そして、そういう役割をセンターにお願いしたい(せめて同席して欲しい)と言っているのです。

・・・まぁ、弁理士の発言なんて影響力が無いから、改変されても実害はないんですけどね。
とはいえ、希少な全国報道の機会くらい、広告費を出費する代わりと思って頑張って欲しい・・・

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