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弁理士試験-利用・抵触の規定の違い (2018.10.31)

利用・抵触の規定の違い

利用、抵触 (特72条/意26条) - 知財初学者
2018/10/22 (Mon) 05:21:36
いつも参考にさせていただいております。
法律上の用語について質問させてください。
意匠法26条1項において、利用の場合は「登録意匠が」抵触の場合は「登録意匠に係る部分が」と記載分けされているのは意味があるのでしょうか。
また、特許法72条においても利用の場合は「特許発明が」抵触の場合は「特許権が」記載分けされているのも不思議に感じます。


Re: 利用、抵触 (特72条/意26条) - 管理人
2018/10/23 (Tue) 12:14:08
抵触は権利同士を対比する場合に使用しますので、意26条1項では「意匠権のうち登録意匠に係る部分が」と規定しています(意匠権のうち登録意匠に類似する意匠に係る部分は、同2項に規定)。
利用は意匠と他の権利客体とを対比する場合に使用しますので、意26条1項では「その登録意匠が」と規定しています。

同様に、特72条では利用について「その特許発明が」と規定し、抵触について「その特許権が」と規定しています。


【関連記事】
「部分意匠の利用」

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tag : 弁理士試験 意匠 特許

弁理士試験-実48の7の図面の提出 (2018.10.25)

実48の7の図面の提出

国際実案登録出願における図面の提出 - 初心の者
2018/10/23 (Tue) 10:51:57
実48の7で、国内処理基準時の属する日までに図面が提出されない場合、長官の図面提出命令により図面を提出できますが、この図面の提出は実2の2①の補正とみなされる、と規定されてます(実48の7④)。
青本(P984)では、「・・・このように提出された図面は、国際出願日において提出されていたものとは扱われず、・・・」との記載がありますが、この補正に遡及効が認められれば、国際出願日に提出されていた図面である、とした扱いはなされないのでしょうか?
ご教示のほど宜しくお願いします。


Re: 国際実案登録出願における図面の提出 - 管理人
2018/10/23 (Tue) 12:37:37
意味がちょっと違いますね。
国際出願日において提出されていたものとみなされれば新規事項追加も許容されますが、実48条の7第4項によって補正として扱われるので新規事項追加が許容されません。
適法な補正であって遡及すれば結果は同じかもしれませんが、それを国際出願日において提出されていたものとみなされたとは表現しないと思います。


【関連記事】
「国際実用新案登録出願の要約書補正」

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tag : 弁理士試験 実用新案

弁理士試験-実案技術評価の複数回請求 (2018.10.23)

実案技術評価の複数回請求

実案技術評価の請求 - 初心の者
2018/10/19 (Fri) 16:39:02
実用新案12条の実用新案技術評価請求は、何人も請求可ですが、同日に複数の人から請求があった場合はどのように処理されるのですか? 余り重要でなく些細なことかも知れませんが、ちょっと気になりますので、ご教示お願いします。


Re: 実案技術評価の請求 - 管理人
2018/10/22 (Mon) 12:54:09
実13条3項に記載されているように、実用新案技術評価書の請求人が実用新案登録出願人又は実用新案権者でないときは、請求人及び実用新案登録出願人又は実用新案権者に評価書が送達されます。
そのため、同日に複数の人から請求があった場合には、複数の評価書が作成され、それぞれの請求人に送達されるものと思われます。

なお、審査請求とは異なり、実用新案技術評価請求は複数回請求できますので、同日か否かに関わらず取り扱いは同じであると思われます。


Re: 実案技術評価の請求 - 初心の者
2018/10/23 (Tue) 10:10:57
管理人 様
ご解答ありがとうござます。 追加質問ですが、
技術評価請求は、何人も複数回請求できるということは、その請求の都度、長官が審査官に実用新案技術評価書を作成させる(実12④)ことになりますが、この場合指定された審査官が異なると、同じ内容(同じ明細書・請求の範囲・図面)の実案でも、異なる評価書になる可能性があるということでしょうか?
宜しくお願いします。


Re: 実案技術評価の請求 - 管理人
2018/10/23 (Tue) 10:47:57
異なる評価書になる可能性はあります。

ただし、「実用新案技術評価書作成のためのハンドブック」によれば、
「既に作成した評価書がある場合には、審査官は、その内容を考慮して評価を行う。」
だそうですので、実際に異なる評価書になる可能性は低いと思われます。
http://www.jpo.go.jp/shiryou/kijun/kijun2/pdf/handbook_shinsa_h27/app_c.pdf


Re: 実案技術評価の請求 - 初心の者
2018/10/23 (Tue) 11:03:55
管理人様
ご解答ありがとうございます。
評価の異なる技術評価書がもし複数あれば、実案権者は最も権利の強い評価書を用意して、侵害の訴えに臨めるのかな?と考えていました。
いつもご解答頂き、感謝してます。


Re: 実案技術評価の請求 - 管理人
2018/10/23 (Tue) 11:14:08
評価の異なる技術評価書が複数あったとしても、権利行使の要件に過ぎないので、条件がよい評価書を使用してもあんまり意味はないですね。


【関連記事】
「後発的無効後の技術評価請求」

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