ニュース-商標ウォッチャーの話題『S氏の商標登録出願』について (2015.12.21)

商標ウォッチャーの話題『S氏の商標登録出願』について

商標ウォッチャーの話題となっている
S氏の商標登録出願群があります。
(『特許庁システムの申請人情報を改竄した成済まし犯に天罰が下れ』等)

実は、この辺りの出願の動機は、特願2013-268150の審査書類情報照会を読めば詳細に分かります。
具体的に出願人は、以下のような経緯で多数のメッセージ(補正書・意見書)を特許庁に送っています。
※以下、一部を抜粋して引用。

2015/05/25 :意見書
『平成27年4月3日に何者かにより、虚偽の紙の「印鑑変更届」と虚偽の紙の「出願取下書」が提出され、同年4月16日に工業所有権電子化センターにより電子化手数料の振込用紙が本出願人の住所に届いたことにより虚偽の手続きが発覚しました』

2015/06/18 :意見書
『平成27年6月15日の午前10時過ぎに特許庁の総務課から、本日より「印鑑変更届」において、本人に提出の有無を確認する運用が開始されたと連絡を受けた。その前の週に本出願人は、一生の内に使う機会が二度と巡ってこないだろう最後の手段として・・・安倍晋三首相殿に越訴しました』

2015/07/29 :手続補正書
『本日、行政訴訟を起こすための前手続きとして、行政不服審査法(昭和 37 年法律第 160 号)第5条の規定による審査請求を提出しました』

2015/10/16 :手続補正書
『平成27年10月15日に麹町警察署のK刑事から、成済ましにより本願絡みの虚偽の「印鑑変更届」「出願取下書」が提出された事件の捜査が開始されたことの連絡を受けた』

そして、特許庁でもまともに対応しているようですが、出願人の怒りはとどまらず、
これが商標登録出願へと流れた動機のだと思われます。
※なお、2015/11/18 :手続補正書において、
現在最後のメッセージは、『成済まし犯殿へ』と、犯人へのメッセージになっております。

また、出願人は、Yahoo知恵袋にて
特許の出願取下書を偽造され提出された件』等の複数の質問をしている方と同一人物であると思われます。

【関連記事】
「「知性のあるドラえもん」の中国特許出願を発見」


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ニュース-プロダクトバイプロセスクレーム訴訟終結 結論出ず (2015.12.18)

プロダクトバイプロセスクレーム訴訟終結 結論出ず

協和発酵キリン、テバ子会社との特許訴訟終結(日経電子版)
プラバスタチン訴訟の終了について(協和発酵キリン)

協和発酵キリン VS テバ のプロダクトバイプロセスクレームに関する訴訟ですが、
知財高裁に差し戻されたまま、判決が出ずに2015 年12月16 日い訴訟終結したようです。
知財高裁の判断が知りたかっただけに、非常に残念です。

ただ、協和発酵キリン側は、知財高裁において、PBP クレームの無効を主張していたところ、
テバ社は、不可能・非実際的事情の立証を断念したようですので、
 ※「テバ子会社対協和発酵キリン特許訴訟、テバ社請求放棄で終結
知財高裁では、相当に高い程度の証明が要求されたのではないかと推測します。

だとすると、現状の特許庁の審査姿勢(審査官が合理的な疑問を提示できなければ特許)というザル審査では、
依然として、無効理由を包含したまま権利化されてしまう恐れが高いものと考えます。

いや~いつになったら収束するんでしょうね。

【関連記事】
「プロダクトバイプロセスクレームの拒絶理由通知対応」


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ニュース-大村智氏は特許権を放棄していない (2015.12.11)

大村智氏は特許権を放棄していない

本日未明にノーベル賞授賞式が行われ、
日本人受賞者される梶田隆章氏と大村智氏にメダル授与されたそうです。

ところで、大村智氏について、以前サンスぽでは、
「大村氏はイベルメクチンの特許権を放棄。世界保健機関(WHO)を通じ、アフリカや中南米などで延べ10億人以上に無償提供され、多くの人々を失明の危機から救った。」(引用)
と報道された。
ノーベル医学・生理学賞に北里大特別栄誉教授の大村氏 利根川氏、山中氏に次いで計3人目(サンスポ)

確かに、特許権を放棄すればだれもが無償で実施できるわけだが、
実際の薬「イベルメクチン」を開発したのは、米メルク。

米メルクが特許権を放棄するはずもなく、
仮に大村智氏が特許権の持分を放棄しても、無償実施は実現されない。

というわけで、特許権放棄については疑問が残るわけだが、
この辺り、真実は「ロイヤリティの取得を放棄した」ということらしい。

ソースは、発明通信社で、以下のように記載されている。
「メルク社はWHOを通じて蔓延地に無償で配布している。これは、大村博士らがイベルメクチンの商用利用で得られる特許ロイヤリティの取得を放棄して無償で配布することに賛同したために実現したものだ」(引用)
産学連携で北里研究所に250億円を導入した大村智博士 ―(下)(発明通信社)

なお、ガジェット通信では、比較的に正しく報道している。
「大村博士らが治療薬の商用利用で得られる特許ロイヤリティの取得を放棄し、無償配布に賛同したために実現した」(引用)
ノーベル賞の大村智教授は、特許権の一部を放棄し、10億人を救っていた(ガジェット通信)

まぁ、一般の方にとって、
特許権の放棄も、ロイヤリティの辞退も大差ないだろうし、
細かいことを言うのは野暮ってものかもね。

いずれにしても、両氏の偉業に拍手です。

【関連記事】
「中村修二教授がノーベル賞を受賞」


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