弁理士の日記念ブログ企画2013 (2013.06.30)

弁理士の日記念ブログ企画2013


弁理士の日を勝手に盛り上げよう!

今年もきました『弁理士の日』。
そう、7月1日です。
というわけで、今年も恒例の弁理士の日記念企画をやります。
昨年は「10年後にどうなっているか?」というテーマで10人の方に記事を書いて頂きました。
(http://benrishikoza.blog24.fc2.com/blog-date-201207-4.html)

そして、今年のテーマは、・・・
「ワーク・ライフ・バランスの取り方」です。

御存知の通りワーク・ライフ・バランスとは、
「仕事とライフ生活を調和させ働きやすい仕組みをつくること」です。

私は今年で知財業界10周年なのですが、
正直、非常にバランスが取り難いと感じています。
厳しい期限はあるし、依頼件数に波はあるし・・・etc

一体、知財業務に関わる方々はどのようにバランスを取っているのでしょうか?
ご自身がどうのように工夫しているのか?
または、こういう工夫をしたらどうかという提案などなど。

知財系ブロガーの皆様!
この企画をきっかけに、お考えを披露してみませんか?
きっと面白い記事になると思いますよ!

というわけで、この記事をご覧になって、
ご参加をご検討いただける方は、当記事にコメント下さい。
または、twitterのハッシュタグ「 #benrishinohi 」で参加表明をお願いします!
なお、メールでの御参加表明はこちらへ「benrishikoza@mail.goo.ne.jp」

後日、まとめを作らせて頂きます。

【現在のご参加ブログ様 or ご参加検討ブログ様】
知財界のボランチ 弁理士 折坂のブログ
歌って踊れる女士のブログ
名古屋の商標亭
科学と生活のイーハトーヴ
めざせ!知財資格三冠(弁理士・博士・TOEIC900)ブログ
愛知と岐阜と弁理士と。あいぎ特許事務所の所長ブログ
いなぽんの”特許作家”日記
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【関連記事】
「10年後にどうなっているか?」
「弁理士にできること」
「弁理士とは?」


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審査基準等の改正 (2013.06.26)

審査基準等の改正

「発明の単一性の要件」、「発明の特別な技術的特徴を変更する補正」の審査基準の改訂について(特許庁)
審査ハンドブックの改訂について(特許庁)

発明の単一性の審査と、
シフト補正の審査について、審査基準等が改訂されました。
実務上は非常に重要ですので一度くらいは読んだ方がよいでしょう。

ポイントは、まとめて審査を行うことが効率的である発明については審査対象に加える点(つまり、単一性が問われない)です。
今までの「実質的に審査が終了した発明」よりは、審査対象となる範囲が広がったと言えそうですね。

ただし、(i)特許請求の範囲の最初に記載された発明が解決しようとする課題と、当該発明に対して追加された技術的特徴から把握される、発明が解決しようとする具体的な課題との関連性が低い発明、又は
(ii)特許請求の範囲の最初に記載された発明の技術的特徴(注2)と、当該発明に対して追加された技術的特徴との技術的関連性が低い発明、
については、審査対象から除かれています。

なお、(i)の関連性及び(ii)の技術的関連性は、明細書等の記載、出願時の技術常識、及び先行技術調査の観点を考慮して判断されます。


.【関連記事】
「職務発明制度の大幅改正?」

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弁理士試験-無警告時の金銭的請求権等 (2013.06.24)

無警告時の金銭的請求権等

質問です。 - 名無し
2013/06/20 (Thu) 08:59:40
お力借りたく、よろしくお願いいたします。


①特54条は審判、訴えがなくとも行えるか

例えば、商標における商15条の3通知において
先願への情報提供(商施規19条)をしたとする。

行政処分の原則より、本願が査定・審決されるまでに
先願が拒絶(商15条)とならねばならないと考えられるが、
商17条準特54条により、審査中止は可能か
---------------------------------------------------------
②前置審査で特許査定となった場合の審判処理

特許査定(特164条1項、特163条3項準特51条)となった場合において
拒絶査定不服審判の帰趨はどうなるか
(多分、合議体(特136条)も形成されてないので審決や請求却下(特135条)
なども無いと思うのですが、これといった記載が見当たらず、
質問させて頂きました。)
---------------------------------------------------------
③自己指定(PCT8(2)(b))において、優先権主張を伴う出願(国際出願)が
外国語特許出願であった場合において、
翻訳文提出(特184条の4第1項)はいつまでにせねばならないか。

この場合、国内法だと先の出願より18ヶ月で公開(特17条の3、特64条)となるため、
例えば外国語書面出願のように
先の出願より14ヶ月(特17条の3、特36条の2)で提出せねばならないのか
すると根拠条文はどこだ…

となりまして、質問させて頂きました。
ただ、国際公開(PCT21条)⇒国内公表(特184条の9)もなされるはずなので…

と考えると、ごっちゃになり、自己指定をうまく処理できません。
よろしくお願いいたします。
---------------------------------------------------------
④権利の設定登録後、出願公開から設定登録前の間に侵害が生じていたことが判明した。

特許法の場合
受益者負担原則により、侵害者の実施を立証できれば、
実施料相当額を請求可能かと思いますが(特65条1項)

商標法の場合
損害発生を知った時点で警告をすることから、
 設定登録後に知った場合、
事実上、業務上の損害額の請求はできない(商13条の2第1項)、
と考えて大丈夫でしょうか

なお、金銭的請求権の場合、『出願公開』を『商標登録出願時』と読みかえていただければとおもいます。


Re: 質問です。 - 管理人
2013/06/20 (Thu) 12:16:26
まず初めに、回答に時間がかかるので、今後は一つずつ質問して下さい。

さて、①については、審査官が先に先願の審査を行えばすむ話ですので、特54条を持ち出す必要はないと思います。

②については、特許査定で終わり、審決はでません。

③については、公開と切り離して考えればよいでしょう。
つまり、条文通り優先日から二年六月以内、又は所定の場合には翻訳文提出特例期間内に提出できます(特184条の4第1項)。

④について、特許法では悪意を立証できれば請求できます。
一方、商標については警告が要件なので、金銭的請求権は使えません。
ただし、民法709条によって不法行為に基づく損害賠償請求はできます。


Re: 質問です。 - 名無し
2013/06/20 (Thu) 13:44:23
お世話になります、名無しです。

丁寧に回答いただきありがとうございます。

今後、一問ずつ質問をするように致します。


①、②についてはスッキリいたしました!
ありがとうございます。

③につきまして、
PCT8条(2)(b)『優先権主張の条件及び効果は…』について
自己指定の効果が生じて、
国内法を適用する場合とは、
特41条、特42条等『国内優先権』に関する規定のみと解釈致しました。

勉強不足でした、ありがとうございます。

④金銭的請求権の行使はやはりできないのですね…
驚いたのは、出願後、商標権の設定登録前であっても、
損害賠償請求(民709条)可能なのでしょうか?

ⅰ)侵害
ⅱ)損害
ⅲ)因果
ⅳ)故意・過失
ⅴ)損害額算定

となるかと思いますが、
この場合、なんの権利を『侵害』することになるのでしょうか?

考えてみて、以下が思いつきました。
①未登録周知商標に化体した業務上の信用、
②出願により生じた期待権、または
③不正競争防止法

もしかしたら、根本から考え方が間違っているかもしれません、
よろしくお願い致します。


Re: 質問です。 - 名無し
2013/06/20 (Thu) 13:49:25
すいません、訂正です。

商標権の設定登録後(商18条1項)に、出願後、設定登録前の侵害について損害賠償請求が可能なのか、でした。

失礼しました。


Re: 質問です。 - 管理人
2013/06/20 (Thu) 14:42:06
侵害の部分は、法律上保護される利益の侵害に該当すればよいので、①未登録周知商標に化体した業務上の信用が一番妥当だと思います。

いわゆるフリーライドで、損害が生じていれば請求可能だと思われます。

また、不正競争行為(不競2条1項1,2号)に当たれば、そちらで損害賠償請求もできるでしょう。

【関連記事】
「短答試験の合格者数が2012年から7割減」

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