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コンテナ農場の特許を許諾 (2009.05.07)

コンテナ農場の特許を許諾の話。
なお、本日の本室更新は「改正商標法16条の2」です。

“コンテナ農場”でどこでも農業を(IZA)

東京都の知財コンサルティング会社
「サウスゲート」が、
植物工場では珍しい「土耕型」システムを独自開発し、
第1号設備を大阪府の企業へ納入するという。
※植物工場とは「栽培環境を高度に管理して野菜などの安定・計画生産を達成する手法のことを広く一般にいう概念」(農水省生産局)だとか。

この植物工場は、
都市部でも事業化が可能ということで注目されている。
記事によると、
植物工場の課題は主に以下の3つ。
①運用費用が高い
②ほとんどが水耕栽培である。
(化学肥料が作物に残留する可能性が高く、
土を使わないので根菜類が栽培できない。)
③手法や制度が未整備

で、サウスゲートのシステムは、
コンテナを利用する完全人口光型の土耕栽培で、
前橋市の開発会社の「作物栽培システム」
(特許3305290 )の許諾を受け開発されたらしい。
導入コストは、1台800万~1000万円で、
粗利益が50万円弱出る計算という。

なんで知財コンサル会社が農業を?
と思ったので、調べてみた。
とりあえず、サウスゲートのメインオフィスが埼玉なのは、
スルーしておくことにしよう。

で、特許がコチラ。
「【請求項1】 土と堆肥とを混合すると同時にP/H調整する手段と、続いて混合された栽培用土をプランターに充填する手段と、続いて充填された栽培用土を殺菌する手段と、続いて該充填された栽培用土に播種する手段と、続いて覆土手段と、続いて覆土されたプランターへ有益菌を含む水を散水する手段とが、順次連携的に設置されていることを特徴とする作物栽培システム。」

どうやら、システムの発明らしいが、
「続いて」と「順次連携的に設置」が気になるなぁ。
混合→充填→殺菌→播種→散水という順序なのだが、
混合→殺菌→充填→播種→散水で回避できるんじゃないだろうか?
もっといえば、土と堆肥とを混合すると同時にP/H調整する手段を取り除けば、
直接侵害にはならない・・・。

ところで、ふと思ったのだが、
これらの植物工場は、閉鎖空間、
例えば、宇宙や地下シェルタ等でも利用可能なのではないだろうか?
コンテナ農場が有効な特許かどうかは置いておいて、
宇宙や火星でも使える技術ならば、
今後大きく花開くかもしれない。

 さて植物工場の起爆剤となれるか、今後が注目される。(知財情報&戦略システム 中岡浩)

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tag : コンテナ農場 特許許諾 サウスゲート 植物工場

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