弁理士試験-特17条の2第4項 (2011.05.13)

特17条の2第4項
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審査基準 - ポン太
2011/05/08 (Sun) 23:48:16
イについて特許出願をし29条2項によって最初の拒絶理由通知を受けた場合、補正によってロとハを記載したときの、17条の2第4項の判断について教えてください。

審査基準には『「全体として」発明の単一性を満たすかを判断する』と記載されています。

つまり、イ、ロ、ハに同一・対応する特別な技術的特徴がないといけないということでしょうか?

イロハについて出願したときの単一性の判断(37条)おいて、イとロ、ロとハ、ハとイそれぞれで同一・対応する特別な技術的特徴を有するかを判断するのと少し異なりますよね?


Re: 審査基準 - こにたん
2011/05/12 (Thu) 22:14:20
イが有する特別な技術的特徴と同一、対応する特徴をロとハとが有していないと、補正で追加することはできません。


Re: 審査基準 - 管理人
2011/05/13 (Fri) 12:12:29
こにたんさん
回答への御協力ありがとうございます。

さて、御質問の場合、特29条第2項で拒絶されていますので、発明イが特別な技術的特徴(STF)を有することになります。
従って、補正後の発明は発明イのSTFを含んでいなければなりません。

つまり、イ、ロ、ハに同一・対応する共通のSTFがないといけないということです。
この点では、イロハについて出願したときの単一性の判断と異なります。

なお、「全体として」とは、審査された全ての発明(請求項)と、補正後の全ての発明とが全体として発明の単一性を満たす必要があるという意味です。

【関連記事】
「特17条の2第4項の補正制限」

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tag : 特17条の2第4項 弁理士試験 特許

意見書の構成「重厚型」 (2009.07.13)

意見書の構成「重厚型」の話
なお、本日の本室更新は「H21短答試験問い26」です。

前回から略4ヶ月。
意見書の続き(最後)です。
今回は「重厚型」について説明します。

パターンC(重厚型)
このタイプでは、引例との対比において、
分説(分節ではない。)をして説明します。
主に、新規性・進歩性の反論に用います。

・引例との対比
例:・・・本願請求項1に記載の発明を分説すると、以下の通りである。
「A ・・・部と、
 B ・・・部と、
 C を備える、装置」
 一方、引用文献1に記載の発明を分説すると、以下の通りである。
「A ・・・ユニット、
 C を備える、装置」
 両者を対比すると、A及びCの構成で一致するが、引用文献1がB構成を備えない点で異なる。本願請求項1に記載の発明は、上記B構成を備えることにより、○○という格段の作用効果を奏する。よって、本願請求項1に記載の発明は、当業者にとって容易に想到しうるものではない。

このタイプは、一致点・相違点が明確になるので分かりやすいですが、
安易に一致点を認定してしまうと、
後で、反論不能に陥ったり、論理矛盾をきたすおそれがあります。

以上で、意見書についての解説は終了です。
次は、また別のテーマを考えます。

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tag : 意見書の構成「重厚型」 意見書 書き方

意見書の構成「一般型」 (2009.03.25)

今日は意見書の話。
なお、本日の本室更新は「改正特許法98条1項1号」です。

前回は「超簡略型」の話をしました。
今回はよくみる一般的な構成を紹介します。

パターンB(一般型)
以下の構成に沿って定型的に記載するパターンです。
当該案件の担当者が替わった場合でも、
意見書を見るだけで反論したポイントが分かるので、
記録を残すという意味では、非常に有効な構成です。

①拒絶理由の要点
例:審査官殿は、・・・特許法第29条第2項の規定により特許を受けることができないとされました。
②本願発明の説明
例: 本願発明は、「・・・」を要旨とする。
③補正の根拠
例:請求項1の補正は、・・・の記載に基づき、特許請求の範囲を減縮するものである。
④拒絶理由○について
例:・・・である。よって、請求項1に記載の発明は引用文献に記載された発明とは異なる。
⑤結論
例:本発明は特許法第29条第2項の規定に該当するものではありません。よって、特許すべき旨の査定を賜りますようお願い申し上げます。

欠点は長くなりやすいことです。
しかし、必要な情報がまとめられているので、
審査官にも分かりやすい意見書だと思います。

続きます。

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